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当落

紅楼夢受かってましたー!多分。

あと二ヶ月ほどあるので、小物を少し作りましょうかね。
陰陽球とか、八卦路、宝塔なんかも作れるかな…。エア巻物は難しそう。
アクセサリー的に見栄えのいいものが作れればいいのだけれど。

デザインというかアイディアも募集してます。
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製作過程1

今回のレミリアの作成過程。

原型作るところは、写真に収めていなかったので今回は省略。
うちでは、原型作成→拭き屋さんで鋳型作成→手直し→メッキ屋さんでメッキがけ→仕上げ という工程で作っています。

原型作りは省略して、拭き屋さんから上がってきたモノ。
吹き上がり
このままだと鋳肌、という奴が表面にびっしりついていて貴金属らしさがありませんので、まずは鋳肌を落とします。

バレル
スチールの細かい棒が入った容器に入れて、下から磁力でかき混ぜます。
バレルという工程で、この段階で結構綺麗になります。


バレルからあがったものを今度はバフで表面を綺麗にします。
バフ
バフ風景。
研磨剤を粗いものから細かいものにする事で、表面がきめ細かくなります。


ここで、ペンダントタイプのものには上に丸管と言う小さな輪をつけてしまいます。
CIMG0050.jpg
こんな感じになります。

これが終わるとメッキですが、今回のは石をつけたので、ここで彫りに入ります。
穴空け
石を留めるのなら、この段階で穴を揉んでおきます。リューターという万能ドリルでガガガガッと。

板の上に乗せて「さあ彫るぞ!」と簡単に彫れるわけではないので、彫りに入る前に固定させる必要があります。
モデリング
昔は松ヤニで、今も松ヤニの所もあるそうですが、うちでは親方の代からこのモデリングに換えたとの事なので、私もモデリングを使います。
熱を加えると柔らかくなる性質があるので、お湯の中に入れて柔らかくして製品をセット。その後は水に入れて冷やす事でしっかりと固定できます。

彫り
彫ります。
一発勝負なのでミスらないように慎重かつ大胆に。
成功の影には失敗して灰となったレミリア達がいます。ちーん。彫り終わり
無事成功!
後光留めという方法で、彫り留めの中でもポピュラーなものです。

何で止まるのか。という事がわからない方もいると思いますので、ちょっと説明を。すいませんつい
拙い絵で申し訳ありませんがこれで説明を…。
最初に穴に石を入れます。ぴったりはまっていても、この時点ではすぐ取れてしまいます。
なので石の周りに45度ぐらいの角度でタガネをいれ、石の回りの金属を起こします。
この時、叩く力が強いと、衝撃で石は明後日の方向にすっ飛んで行きます。
無事に終わると右の絵の様になります。この立った部分を「爪」と言います。
今度は爪の先を丸いタガネで叩いて、石の周りにかぶせるようにして固定します。これを4方向からやって後光留めの完成です。

かぶせる部分が小さいほど綺麗に見えますが、その分難しくなります。
なので、石留めの爪の大きさで職人の腕がわかると言っても過言ではないと思います。


彫りが終わったら、今度はモデリングを落とします。
今度はモデリング自体がレミリアにくっついているので、柔らかくしてもなかなか落ちませんので、超音波洗浄機を使って落とします。
モデリング落し
モデリングを落とすためのものなので、事前に熱線を入れて暖めておくとよく落ちます。

モデリングが落ちたら、もう一度洗浄します。
洗浄
こちらの溶液は単純に汚れを落とすためだけに使います。この二回の工程を踏まえて、ようやくメッキ屋さんへ行く事ができます。

乾燥
水洗いした後、乾燥。少女乾燥中…。


メッキ屋さんから帰ってきた後は、問題が無いか点検します。
その後、エナメル色素で色をつけて、最後に軽く磨いて完成です。
完成
裏。つや消ししてあります。
裏

長くて読みづらい記事になってしまいましたが。こんな感じで作っている、という事が伝われば幸いです。
もうちょっとわかりやすく説明できればいいんですが…。

暑さ

暑い日が続きますね。
甲府は連日の30度超えに加えて、作業場のクーラーが故障した事でほとんど地獄に。
暑いとマスキングもすぐに乾いてしまうし、集中できないし、この時期が一番つらいですね…。

そしてなにより、うちのPCが熱でやられてしまいました。
もう6年もたつからそろそろとは思っていましたが、案の定。
今はやっすいノートを買ってきて使っています、しばらくはこれでもいいかな、と思っています。


作業場にネット回線があれば更新も楽なんですけど、いったん帰らないといけないのがなかなかにネック。
製作中の写真を撮ってきたので、近日中にまた更新予定です。

まだ暑さは続くので、くれぐれも体に気をつけましょう。

手を加えてみた

作ったレミリアプレートですが、「これだけだとなんだか寂しくない?」
と相方に言われたので、ちょっと手を加えてみる事にしました。

いろいろと話した結果、石を留めたら面白いんじゃないかという事にまとまりました。
とりあえず作ってみようという事で、表面のフチに金メッキをかけて、ダイヤをとめてみました。
表
なんだか豪華になった気がする!やっぱりフチが金色の方がそれっぽく見えますね。
光の加減でダイヤがちょっと見づらいかな…。

レミリアだから星より月だよなぁ…と思いましたが、そういえば三月精で金星の話があったので、金星を模して後光留めというやり方で留めてみました。
レミリアの隣に輝く初明星!   ちょっと強引すぎたかな…(汗)。
でも、月って石留めだと表現しづらいんですよね。三日月ならともかく満月はどうしようもないかも。

裏
裏からだと特に変わりはありません。石留めする為に穴を開けた所がありますけど、気にはならないかな。


上の方が寂しいので、remilia scarlet と彫る予定です。
プロフィール

ke-kiti

Author:ke-kiti
宝石と貴金属の街甲府にて、彫金見習いをしています
作品置き場的HP
メール:
tutuzigasakikai(あっとまーく)infoseek.jp

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